プロが本気でお勧めしないパーソナルカラー診断とは。 - 福岡のカラーコンサルタント井手大基ライブカラー365

さて、今年も残すところ10日を切りました。
セールも間近ということで、例年この時期は、駆け込みでパーソナルカラー診断やイメージコンサルティングのお問い合わせが増えてきます。
今まさにカラー診断を受けられるところをお探しの方もいらっしゃるかと思いますが、たまたま空いているからといって、そこがどのようなカラー診断を行なっているのか、よく調べずに予約をするのは危険です。きちんとリサーチしてから予約をしないと、せっかくのカラー診断が意味のないものになる可能性があります。

パーソナルカラー診断は今、様々な形のものがあります。
しかし、その全てがカラー診断と呼べるものなのかは正直なところかなり疑問です。
今回はプロとして活動させていただいている私が、本気でお勧めしないパーソナルカラー診断を、なるべく長くならないよう簡単に書いていきますので、ぜひ最後までご覧下さい。

プロが本気でお勧めしないパーソナルカラー診断とは。

まずお勧めしないカラー診断の一つ目は、｢オンラインカラー診断｣です。
これまでのブログでも何度か書いてきましたが、オンラインでの診断はまず避けてください。
理由は、ネット通販などで画像と実物の色の見え方が異なるように、パソコンなどの画面上では受診者の瞳の色、肌の色などの正しい情報がアナリスト側に伝わらないからです。
ZOOMなどのビデオ会議ツールや、画像を送って診断してもらうものなど、ご自宅で済ませることができるので、お手軽で便利に思われるかもしれませんが、それらも本来の色とは違う”誤った情報”で診断を行なっていることになるので、信ぴょう性もありません。
その他にも複雑な事情が絡んでいるのですが、とにかく、オンラインでの診断は全くお勧めできません。

そして次に、｢光環境が良くない場所でのカラー診断｣もお勧めできません。
例えばデパートなどの商業施設、地下街などでもよくカラー診断のイベントを目にします。
ですが、その会場の光環境を見てみると、とてもカラー診断が行えるような環境ではないことの方が圧倒的に多いのです。

お店でのお買い物の際、色がわかりづらいと感じたことはありませんか？
買っては見たものの、外に出て見てみると思っていた色と違って、ちょっとがっかりという経験もおありではないでしょうか？
まず大前提として、色の見え方は100％、光に依存します。
黄色みが強かったり、青みが強かったりと、色の見え方に偏りのある光では、正しく色を判断することができません。カラー診断には適切な光が必要なので、光環境にこだわりがなさそうな場所での診断はおすすめできません。
＊当方のサロンでは、標準光という色が正しく見える照明を使用しており、これは自然光でカラー診断を行う場合のベストな状態を、99点まで再現した照明です。

そして最後に、｢メイクやカラコンを取らないでもOKとしているカラー診断｣もお勧めできません。
メイクをされたままでは本来の肌の色、質感などが隠れてしまうため、個性を正確に分析することができません。診断の精度にも必然的に影響が出てしまうため、当サロンではカラー診断の際はメイクオフにご協力いただいております。カラコンも同様です。
またまた商業施設の話になりますが、商業施設で見かけるイベント形式のカラー診断でも、メイクを取らずにカラー診断を行なっているケースをよく見かけます。
メイクを落とすと診断結果が変わったということはざらにあるので、メイクしたままの診断は、お客様にとってデメリットでしかなく、全くお勧めできません。

以上、結局長々となってしまいましたが、プロが本気でお勧めしないパーソナルカラー診断でした。パーソナルカラーについてきちんとした教育を受けたアナリストであれば、上記の3つの診断はまず行わないので、これからサロンを探そうとお考えの方は、ぜひとも参考になさって、信頼できるサロンで、自分らしいカラーを見つけて見てください。

当サロンの年内の営業日は30日(土)までとなっております。
まだ若干、ご案内可能なお時間もございますので、ご検討中の方はなるべく早めのご予約が安心です。

イルドクルール5cinq(サンク)

アイデカラー

井手大基