【パーソナルカラー】自己診断ツールに振り回されていませんか？ - 福岡のカラーコンサルタント井手大基ライブカラー365

美容関連のサイトやYouTubeでも見かけることの多い、パーソナルカラーの自己診断法。
試して見られた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、実のところ、自己診断はあくまでも主観的な判断なので、本当に診断ができているわけではありません。
事実、お客様の多くが自己診断とサロンでの診断結果が異なります。

自己診断ツールに振り回されていませんか？

パーソナルカラー診断には１＋１＝２という方程式のようなものがあるわけではありません。
血管の色、日焼け後の肌の変化などで簡単に決めることはできないのです。(実際の診断では血管も日焼けの仕方も判断材料にはなりませんが)
なので、お一人おひとり本来の色がわかる環境で、カラードレープを当てて判断するというのがもっとも確実。現状、これ以上の方法は無いと思います。

ただ、私たちも、それでも難しいと感じるお客様はいらっしゃいます。
実は今日も難しいと感じるお客様の診断でした。
20代の色白さんで、自己診断もイエローベース秋。私もイエベでほぼ決まりと思っていたところ、診断を進めていくにつれて、ブルーベースの方が個性が輝く瞬間がありました。
結果、ベストカラーは自己診断でもほぼ出たことのない、ご自身との予想も真逆のブルーベース夏タイプ。イエベ春の色も着こなせる方でしたが、存在感が増し、洗練されたのは春よりも夏でした。
私も一瞬ヒヤリとしましたが、お試しいただいたローズ系のリップもとてもお似合いになられ、ご自身も納得されたとのこと。メイクコースやイメージコンサルティングもまた受けに来たいと言っていただけました。

10代や20代のうちは、着こなせてしまう色も多いため診断難易度も高め。慎重に診断させていただいておりますが、難しいと感じることがもっとも多い年代です。それを専門の知識もない方がいくつかのチェック項目だけで自分で判断するというのは難しい話。ましてやその項目自体デマも多いです。

人の数だけ個性があるので、パーソナルカラー診断も方程式ではたどり着けない部分があります。
安易な自己診断ツールを見るたびに、なんとも言えない残念な気持ちになりますが、このブログを読んでくださった皆様は、信ぴょう性もない自己診断に振り回されないためにも、アナリストの元へ診断を受けに行かれてください。
天神までお越しいただける方は、精一杯診断させていただきますので、ご来店お持ちしております！