パーソナルカラーの簡易診断、再診断を希望される方が増えています。 - 福岡のカラーコンサルタント井手大基ライブカラー365

本日はアラフォー女性2名様のパーソナルカラー診断でした。
2名様のうち、お一人は学生時代に授業の中でカラー診断を受けられたことがおありだったのですが、その時の診断に不安を覚えられ、もう一度診断を受けたいと思われたとのことでした。
気になったので前回の診断内容についてお伺いしたところ、メイクはしたまま、カラードレープも使わず、講師が顔を見て、｢あなたは〇〇タイプ。｣というものだったとのこと。
なんというか、もはやカラー診断と呼べるものではありませんが、学校の授業や企業研修、商業施設などで、このような方法で診断を受けられた方からの再診断のご依頼は意外にも多いです。

簡易診断は残念ながら、メリットがありません。

まずカラー診断は必ずメイクを落として、素顔の状態でなければ行うことが基本。
メイクをしたままでは本来の個性を元に診断を行うことができず、結果としてご本人の個性とは乖離した結果になる可能性が高くなります。

またカラードレープも、その色がベストなのかを判断するためには必須です。
アナリストから一方的に〇〇タイプ！と言われても、それって｢あなたの前世はアラブの石油王！｣って言われてるのと同じくらいピンときません。
肝心のお客様自身に｢合っている！｣という実感がなければ、今後、心から自信を持ってその色を選んでいただくことができないと思いますので、私たちは必ずドレープを当て、お客様とコンセンサスを取りながら診断を進めることを心がけています。

幸いにも今回のお客様の診断結果は変わりませんでしたが、通常、メイクしたまま、ドレープも当てないという診断は診断結果が変わる可能性大です！
パーソナルカラーは基本的に一生変わることはありませんので、この記事を読んでいただいた皆様は、簡易診断ではなく、サロンで基本をきちんと押さえたカラー診断をお選びください(^^)