サロン選びは慎重に。気になる福岡のパーソナルカラー診断のいま。 - 福岡のカラーコンサルタント井手大基ライブカラー365

10月も残すところ１週間を切りました。

今年は街でハロウィンに関するものを見かけることが少ない気がします。

サロン近くの警固公園には毎年仮装をした人たちが大勢集まっていたのですが、コロナもあって今年は規制が入るかもしれませんね。

感染者数が減ったとは言え、まだまだ油断できない状況ではありますので、私たちスタッフも感染対策に努めたいと思います。

福岡のカラー診断の今。

皆様は色を見るときに、その場の光が気になったことはありませんか？

色の見え方は光によっても変わるので、正確な色を知りたい場合は本来の色がわかる環境で見ることが大事です。当然カラー診断も肌色など高度な色の分析を求められますので、このような環境でなければ行うことはできません。

しかし、ここ福岡でも様々なサロンやイベントでカラー診断が行われていますが、光、照明に関して明記してあるところはほとんど見つけることができません。色と光は密接な関係にあるにも関わらずにです。それは何故かというと、恐らく色と光についての知識があまりないカラーリストが多いからではないかと思います。色を見るということは光を見ること。偏った色味の照明であればブルベがイエベに見えるなど、診断結果に偏りが出るのは必至です。

お客様の立場からすると、カラーのプロが使っている照明であれば、診断に使用できるレベルのものを使っているはずだと思われるかもしれません。ただ実際にイベント形式で行われているカラー診断を覗いたことがありますが、LEDリングライトやスポットライトなど、到底本来の色がわかるはずもない照明でカラー診断が行われているケースを散見します。カラー診断にとって光はとても重要ですが、カラーリストが色と光の関係性を理解しないまま行われている診断は非常に多いと感じます。

実際の話ですが、福岡で今も続くあるイベントでカラー診断を受けられたお客様がご来店いただいたことがありました。なんでも、前の診断結果に疑問を持たれたとのこと。そして当サロンで再度診断をさせていただいたところ、診断結果はベースごと変わってしまうという結果に。診断を受けられた場所の光は私も知っており、近くを通るたびに”ここ大丈夫？”と思っていた場所の一つでした。

当サロンでの診断結果にお客様もご納得いただき、”やっとスッキリした”と喜んでお帰りになられました。

イルドクルール5/cinq(サンク)のパーソナルカラー診断には、世界最高水準の色が正しく見える光｢標準光｣を使用しています(演色評価指数Ra99AAA)。そのため診断では本来の色が常にわかった状態で診断を受けていただくことが可能です。

カラー診断において色が正しく見えるように環境を整えるのは特別なことではありません。というより当たり前のことです。その当たり前のことを省略したまま行われた診断では、信ぴょう性のある結果を得ることは難しいでしょう。

本来の色がわかるように光を管理する、メイクをとった素顔の状態で行うなどはカラー診断の基本です。

100％の正解はないのかもしれませんが、これが当サロンをご予約いただいたお客様に対する誠意だと思っています。

皆様にこれだけは知っておいていただきたいのは、残念ながら福岡の現状では、カラー診断が行われている場所が、必ずしも診断に適している場所とは言えないということです。

カラー診断はただ明るい、白っぽい光を使えば良いというものではありません。

これからカラー診断を受けようとお考えの方は、診断環境にも注意してサロンをお選びください。

明記されていないだけかもしれませんので、サロンに問い合わせて、直接聞いてみるのもいいかもしれません。

今のところ｢標準光パーソナルカラー診断｣でお調べいただければ、色と光の知識があるカラーリストが見つかりやすいはずです(^^)

標準光